アスペルガー症候群の薬による治療

アスペルガー症候群を治すための"薬"は存在しません。しかし、不安やパニックなどのアスペルガー症候群による二次症状がヒドい場合は、薬で一時的に症状を和らげることは出来ます。下記の薬以外に、うつ病の治療薬が用いられる場合もあります。

 

なお、日本で使用できる中枢神経刺激薬にコンサータ(商品名)があります。この薬は、6~18歳までの注意欠陥多動性障害が併発していると診断された子供に使用される薬で、1回の使用で効果が12時間持続するようになっています。ただ、どんな薬にも副作用のリスクがあるため、使用方法と共に副作用についても医師の説明をしっかり聞いて下さい

 

 

睡眠導入薬

眠れないときに飲む薬。

 

抗てんかん薬

てんかん発作を抑える薬。

 

非定型抗精神病薬

感覚過敏・パニック発作が起きた場合に心を安定させる薬。

 

中枢神経刺激薬

多動でADHD(注意欠陥多動性障害)の症状がみられる場合の薬。

上記のような薬は、常時使うのではなく、環境が大きく変わりパニックを起こす可能性がある場合や、イベント(入学式や卒業式など)の前に、念のために飲んでおくモノであると認識しておいて下さい。頻繁に薬に頼るようになると、薬を飲ませておかなければ不安になり、子供を不必要に薬漬けにしてしまう可能性があるため注意して下さい。

 

 

アスペルガー症候群の特徴より

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