もしかして…!? これだけは見逃せない「子どものADHD」要注意サイン3つ


wooris



子どもは元気なのが一番。でも、元気すぎて落ち着きがなく、じっと座っていられなかったり、人の話を聞けなかったりすると、親としては最近よく取り沙汰される「“ADHD(注意欠如・多動性障害)”なのでは……!?」と心配になることもありますね。

“集中力がない”“落ち着きがない”というのは、どんな子どもにも見られる特徴です。でもそれがどうなると、“ADHD”のサインとされるのでしょうか?

そこで今回は、海外の医療情報サイト『WebMD』の記事などを参考に、子どもがADHD、またはADD(多動性の症状はない)であるかもしれないサインと、その対処法をご紹介しましょう!

 

■ADHDの主な3つの症状とは

ADHDの症状は、大きく分けると次の3つに代表されるようです。

(1)集中力がない

集中力が欠如していると、人の話を聞けずに指示に従えなかったり、作業を終わらせるのが困難だったりなどの問題が派生します。

また、小さなミスをしたり、記憶力に問題があったり、自分の持ち物をきちんと管理するのが苦手だったりする場合も多いということです。

(2)衝動的に行動する

ショッピングセンターでいきなり走り出したり、学校で列を乱したり、突然席を立ったり……などという行動が目立ちませんか?

子どもには多少そういう傾向があるものですが、何度注意しても直らないようなら心配ですね。

(3)じっとしていられない

座っているときにソワソワしたり、何かをいじり続けたり、貧乏ゆすりをしたりするのも、典型的な症状だそうです。

 

以上がADHD(一部ADD)の代表的な3つのサインとのことですが、どれも子どもなら特に珍しくもないともいえる行動パターンです。しかし、こういった行動が極端なようだと、学習や毎日の生活に支障が出てくる場合もあるというのです。

 

■家庭での対処のポイント

ADHDやADDについては、はっきりと診断するテストなどはないそうで、医師による観察や、学校および親の報告から、総合的に診断される場合が多いようです。

症状を抑える薬もありますが、家庭での生活や学習環境と習慣、そして子どもに対する親の接し方がとても大切とのこと。

課題を忘れたり、課せられた作業をうまくこなせなかったりする子どものために、やるべきことを思い出させるリストを作って貼っておくのもいい方法だとか。毎日のスケジュールをしっかり設定し、何でも子どもの意志に任せすぎず、だらだらするのを避けることも大事ですよ。

またお手伝いや宿題などを終えたら、きちんと褒めることでやる気を出させるのも、モチベーションを上げるのに効果的なのだそうです。

 

以上、子どものADHDおよびADDの症状と、家庭での対処法についてお伝えしましたが、いかがでしょうか?

このような症状の人は、子どもでも大人でも意外に多いそうです。地域によっては、相談所や支援センター、あるいは同じ悩みを持つお母さんなどが支え合う“ペアレントメンター”のような制度もあるので、利用を検討してみるのもいいでしょう。


2015年6月 wooris


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