次は、アスペルガー症候群の原因について

 

次は、アスペルガー症候群の原因についてご説明します。

 

アスペルガー症候群を持っているとわかったとき、恐らくほとんどの方が原因を気にするかと思います。「何か心理的な負担を与えているのではないか」などと、自分や他者を攻める傾向が強いようです。

 

しかし、アスペルガー症候群を含む発達障害には、心理的な原因は見られないのがほとんどです。他者との人間関係のストレスによってアスペルガー症候群を発症した、ということはあり得ません。

 

では、何が原因となりうるか、と言いますと、「脳機能に障害がある」と考えられます。言い換えれば、アスペルガー症候群の原因は、内因的なものなのです。

 

しかし、実際に脳のどの部分で損傷が起こっているのかはまだはっきりしていません。まだ、脳の部分の損傷と言っても、脳の一部分の損傷か、或いは全体的に脳が損傷を起こしているのか、そういったこともはっきりしていないのです。アスペルガー症候群は発見されてまだ間もないため、それほど研究が進んでいません。

 

アスペルガー症候群の原因は、研究がまだ十分になされていなく、また脳の機能の損傷説は医師によって色々と説が分かれます。しかし、最終的に断言できることは、保護者のしつけや愛情の云々のせいで発症する病気ではないということです。ですから、自分の子供がアスペルガー症候群になっていたとわかっても、自分を責める必要はないのです。

  

(アスペルガー症候群naviより)

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